アリ族の冒険

海外での経験や思ったことをまとめることが多いです。

アルゼンチン4日目 サルタ→プエルトイグアス

早朝に宿を出発、例によって宿の朝食は食べられない。

 


しかし、ここの門はリマのように二重になっているのだが、鍵を受付に置いて、内側の門の外に出てそれを閉めてから外側の門がしまっていることに気づき、2つの門に挟まれてしまった。

これには迎えに来てくれた運転手と2人で門を挟んで困ってしまい、結果ドアを叩きまくって宿の方を起こして開けてもらった。

とても申し訳ないことをした。

 

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プエルトイグアスまでは贅沢に、1万円もするLATAMだ。たぶんLCCとほとんど値段がかわらなかったからこれにしたんだろう。


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2時間もたたずにプエルトイグアスへ。着陸前にみた空からの眺めは、それだけで心躍るほど、深緑色に埋め尽くされていた。

 


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ミニバスで市の中心部に行き、そこから徒歩で宿へ。どうやら宿の多くはこのあたりに集中しているよう。

 

チェックインの時間はまだだったので、一通り調べてからバックパックを置かせてもらってアルゼンチン側イグアスの滝へ。

 


薬局があったので、ブラジルに入る前に虫除けスプレーを購入。

恥ずかしながら黄熱病の予防接種をしないで来てしまい、今更ながら少しでもそれの保険をかけるためだ。

 


イグアスの滝へのバスは意外と高かった。入場券を買い、まず一番有名な悪魔の喉笛に行くため、園内を無料で走っている列車へ。

 


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ここで会ったアメリカ人中年カップル、特に大柄な旦那さんが相当おしゃべりで賑やかで、楽しかった。奥さんのお母さんは日本人、旦那さんのブラジル人の親戚と来てるみたいだった。

 


ここで会ったもう1人のアルゼンチン男子と半日行動を共にすることになる。

どうやらツアーで友人たちと昨日同じところをまわり、本来今日はブラジル側にいるはずだったが、1人だけ入国ができなかったそう。

 


後で19と知ったが、相当しっかりしていた。

 


まぁ彼の話はいったん置いておいて、イグアスの滝

ここの公園はとても広い。

 


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道中には鳥がいたり魚がいたり。


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しばらく歩いて、いよいよ悪魔の喉笛。


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壮大すぎて、普通の写真では伝わらないだらう。

ドーーーッと絶え間なく凄まじい轟音が響き、風向き次第で水が顔にかかる。

 


虹も見えた。


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ちなみに、名前が忘れたがイグアスの滝にはこいつがいっぱいいる。
見た目はかわいいが凶暴にもなるらしく、注意書きが所々立っていた。


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その後アッパートレイル、ロウワートレイルへ。


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実はイグアスの滝に来たかった大きな理由の1つは、ここが「世界から猫が消えたなら」のロケ地だからだ。

 
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この映画で、主人公たちが旅行で訪れたのがこの場所。そこで会ったバックパッカー、この人は本当にほんの少ししか登場しないのだが、彼の一言のセリフが自分の思考を確かなものにした。

一字一句は覚えていないが、「自分は日本に20年も済んだ…。もう十分だろ。」みたいな意味だ。これだけ世界が広いのだから、何も日本だけにい続けなくても良いだろう、と。


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そのロケ地と思われる場所に、ついにたどり着いた。下の画像だ。ここは本当に来たくて、無事に来ることができて最高に嬉しかった。


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ちなみに、僕は小説版の良いところを尽く編集してしまったこの映画自体は、好きじゃない。

 

やはり自分の二大感動ポイントは悪魔の喉笛とこのロケ地だった。
もちろん、他にもきれいな場所はいくつかあった。


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疲れたしお金がかかるので、ボートツアーは参加しなかった。

でも、カファジャテに一緒に行ったオランダ人夫婦が滝につっこむのはどのシャワーよりも強烈だと強くすすめてくれたから、次の機会に乗ってみようと思う。

 
宿に帰還してチェックイン。良い雰囲気。

 
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せっかく彼と仲良くなったので、夕飯を一緒に食べた。

地元の話、学校の話、仕事の話、いろいろした。

 

2軒目まで行き、メキシコ料理屋で無料になってたテキーラまで飲み、宿へ。


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