アルゼンチン編+α ブエノスアイレス
この旅行で初めての空港泊だったが、特に問題なかった。
ただ、朝起きたら中国人のおじさんが隣で寝てて、手も押さえず盛大に咳をしながら几点了?とか聞いてくるから怒り浸透。いま世界中で一番の話題を知らないはずがないのに。
テレビも複数社入っておそらくコロナの報道。国際空港だからね。
真ん中左にある水色のポスターもコロナウイルスの注意喚起みたい。
充電口をみつけてしばらく充電。この空港は初めてなので、ネットで市内までの行き方を確認。
SUBEカードを持っているから、これでローカルバスに乗れそうだ。
Googleマップに3時間と出てきたがそんなことはないだろうと思い乗ったら、案の定1時間で到着。
ちなみにバスは乗れるバスと乗れないバスがあり、後ろのおじちゃんに聞いたらスペイン語に身振り手振りを加えて丁寧に教えてくれた。
マップを見ながら、宿から歩いて30分くらいのところで下車。
ちょうど宿に行くまでの道に見てみたい場所をいくつか通る。良い場所で降りた。
適当にエンパナーダを購入し、ドゥルセデレチェのお店へ。プエルト・イグアスで知った、絶品食材だ。
世界一大きな通りがあることは知っていたが、歩いているとすぐわかった。横断するのに信号を5つ渡った。そりゃ世界一だろう。
本来今夜は空港泊なので宿はいらない。が、間違えて予約してしまい、キャンセル不可のものだったのでシャワーだけ浴びさせてもらうことに。
事情を話したら3割引きくらいの値段にしてくれた。シャワーと充電だけと少し寝転がるだけに4,000ペソ(600円)というのは高いが、放っておいたら6,000ペソ(900円)くらい引き出されていたことを考えると、ありがたい。
ここブエノスアイレスは南米のパリと言われているらしいが、自分はまだパリの魅力すらエッフェル塔を除いて楽しめない男なので、特に期待はしていない。
しばらく休んでから、カフェと公園に行くことに決め、出発。
カフェではドゥルセデレチェのカプチーノがあったので迷わずそれを注文。
ここの人たちは何にでもドゥルセデレチェをぶちこむ。本当に最高だ。
南米に住んだ日には、定期的にブエノスアイレスに通いたい。
公園の方は雰囲気は最高だったが、日影が少なく、夕方でも相当暑かった。
ロンドンにしてもボストンにしてもニューヨークにしても、大都市にはこういう大きな公園がある。
東京で言えば新宿御苑とかだろうか。
あひるがいっぱいいた。(これはあひるのはず。)
ピクニックして食べ物食べてる人たちのところに寄ってくのが可愛い。
宿でのんびりしすぎたので、特にくつろぐこともなく空港へ。
この空港はブエノスアイレスからやや離れているのだが、Googleマップで相当安そうなルートを見つけたので、それを使うことに。
15分くらい歩くと、鉄道の駅に着いた。
電車は時間通りに来なかったが、そんなもんだろう。少し時間があって小腹も空いたので、駅でエンパナーダを買った。これで現金はぴったりなくなった。
車体と車内はものすごいローカル感だった。
これに30分ちょっと揺られ、エル・パロマル空港へ。
おそらく通勤の時間でかなり混んでいたが、駅の名前を連呼して次だから降りたいんだと伝えると、親切に道を開けてくれた。
しかしこの列車も激安で驚いた。30円くらいだったと思う。
ブエノスアイレス周辺には3つ空港があるようだ。そして、今回で全部使うことになる。
空港に着いて、再び驚いた。
空港が小さすぎる。町から近すぎる。
2社しか就航していないようだ。本当に小さくて、チェックインしてから外の売店に買い物にいけた。
こんな空港が国際線まで飛ばしてるから本当に驚きだ。
当然ながら、この小ささで免税店なんてものはない。たしか登場口近くに売店が辛うじて1こあった。
登場口から飛行機までは、徒歩で歩く。おもしろい経験だったな。
搭乗前に振り返ったときの写真がこれだが、これが空港の全てだ。
2週間前にパタゴニアにいく際に乗り継いだ以来の、チリ・サンティアゴへ。
アルゼンチンは氷河、海鳥とオタリア、カラフルな丘、ワイナリー、滝、そしてどぅるせでれちぇ、と魅力いっぱいだった。
これにてアルゼンチン編終了。
ブラジル編4日目 リオデジャネイロ→ブエノスアイレス
晴れた!!
晴れの日は、それだけで気分が高まるものだが、ことビーチでの晴天は心踊る。
8時ごろ起きて、コルコバードの丘へ。
ローカルバスがいっぱい走ってて、しかも一律4.05レアル(約100円)なのがとても嬉しい。
もともと9:40のチケットを予約していたが、早く着いたので9:00の分で発券してくれた。ありがたや。
クレジットカードもパスポートもちゃんとチェックされたのが印象的だった。
箱根を彷彿されるような登山列車。列車からももうリオデジャネイロの街が見下ろせる。
この列車、通路挟んで左が2席、右が3席になっているのだけど、それは右側の景色が良いからなのかな。
キリスト像は、思ったより大きかった。事前にメキシコのタスコでキリスト像を見ていたが、あれとは比較にならなかった。
なぜか、自分はキリスト像の背中越しにリオの街の写真が撮れると思っていたのだが、そんなことはなかった。
冷静に考えてみれば当たり前だ、ヘリコプターかドローンでもないとそんなのとれない。
周りの景色もかなり綺麗で、飛行場から離陸したばかりの飛行機も見えた。
キリスト像の後ろ姿。ちなみに、キリスト像の後ろ側の足元から中に入れる。お祈りをする場所のようだ。
見どころはここだけなので、一通り見終わったら同じ道を通って宿へ。
帰りは行きと違うバスが通ったが、1番違いなのでそっち行くだろうと思って乗ったら案の定。
こういうときGoogleマップで追えるととても安心する。ありがたい。
ただ、途中バスが壊れたらしく、後続のバスに乗り換えた。
みんな平然としてる。日常茶飯事なんだろうか。
昼前に宿に到着。
こんな晴れた日にビーチに行かない手はないと思い、行ってしばらくいたが、客も物売りもとても多くて小一時間で撤退。それに、この時間でもだいぶ焼けたと思う。
雰囲気はとても良かった。
宿からここ、コパガバーナビーチまでは歩いて5分くらい。リオに来る直前に、キャンセル料払ってでもビーチの近くに宿を変えて正解だったと思う。
砂のアートを作っている人たちも、精を出していた。
その後、リオの観光地を調べた時にもう1つだけ惹かれた場所、「幻想図書館」へ。
この街は地下鉄も一律で4.6レアル(約120円)らしい。最高だ。
幻想図書館はまぁ一見の価値はあったが、極めて小さかった。下の写真に、両脇の棚といくつかの机と椅子を加えてほぼ全てと言ってもいい。一般利用もできるようだが、これだけ小さなスペースに大量の観光客がいたら、人間観察くらいしか集中してできなさそうだ。
自分はブログや絶景本なので何度かこの場所が掲載されているのを見たが、要はインスタに映えるからだろう。
時間が余ったので、歩いて空港へ。
そう、ここの街のサントス・ドゥモン空港はなんと市の中心部から歩いていけるのだ。驚愕。
この店はシロップも含め全て英語表記があり、思い通りに選べた。
初日に近いものを作ろうと試行錯誤した結果、これがめちゃくちゃうまかった。
アサイー×バナナ×グラノーラ系×コンデンスミルクの組み合わせがたまらないのだと認識。
ちなみにそんなに安くはない。17レアル(約400円)。
日本にもあるだろうか。
リオデジャネイロから、ブラジルのどこかを経由してブエノスアイレスへ。
初めてアズール航空を利用した。南米大陸をモチーフにしたマークが素敵だ。荷物が5kg制限と書いてあったのでビクビクしていたが、問題なくバックパックを持ち込めた。
機内に入ってすぐに異変に気づいた。
自分が知っている飛行機じゃない。座席周り、荷物入れ、モニターなどどこか違う。機体について記載された紙をみると、エアバスでもボーイングでもない、ブラジルの航空機メーカーの機体だった。
要は日本の国内旅行で三菱ジェットを利用するようなものなのだが、LCC大好きな自分もこれにはやや緊張した。
リアルタイム?でサッカー中継が見れる。
アズールの機内サービスには驚いた。LCCじゃないんか?
夜中の便で、お菓子の差し入れがあった。どれか1つを選ぶのかと思ったら全部くれた。
国際線乗り継ぎの手続きでは、やはり旅の途中で購入した蚊のスプレーと180mLシャンプーは没収された。
蚊除けは役目を終えたし、シャンプーはほぼ全て移し替えておいてよかった。
しかし、この手続きでのスタッフの方との会話。ぴーっと音がして、やっぱ没収かぁと想像した後。
ス “Portuguese? “
僕 “No, English please.”
ス "I don’t speak English.”
僕 "Okay.”
ス "...Come here.”
と、なかなかシュールで座ってた別のスタッフも笑ってた。
ジェスチャーで捨てるよう要求された。
国際線の方は、エアバスだったから安心した。
この旅3度目くらいのアルゼンチン入国。
空港泊。
ブラジル編3日目 リオデジャネイロ
珍しく1日ゆったりと過ごした。
コパガバーナ・イパネマあたりをふらふらしてた。
天気は微妙。
ブラジルらしい落書きも発見。悔しさも大きいんだろうか。
イパネマのほうでビーチセパタクローみたいなのをやってて、めちゃくちゃ楽しそうだった。
ひまそうにしてる人とやりたかったが、タイミング悪し。
気になるアサイー店に入りたかったのだが、12時を過ぎても一向に開かない。ので、近くのもう1つのところで食べる。
昨日の方が美味しかった。
コパガバーナのほうでは、ビーチサッカーをやっていた。
さすがブラジル、うまい。
こういうの、日本のビーチではできないんだろうか。
フットサルもそうだけど、人集めてお金払って使う、整備されたきれいなコートはいらないから、ゴール2つと枠線が欲しい。
そこに決まった時間に人がぞろぞろ集まって、楽しんだら帰るという習慣ができたら最高なのになー、と思う。
しかし、アジア人を一切みない。渡航自粛だろうか。
ビーチで静かに読書をしたかったが、イピリカーに?などを売る声が大きくてうるさい。
そういえば、ここの街にはLimeとかいうシェア電動キックボードがある。
わりと使っている人をみかけて、意外と高速で颯爽と駆け抜けてゆく。
夜になると、ビーチの近くの通りは市場になる。活気があってとても良い雰囲気だ。
夕飯のとき、友人におすすめしてもらったブランドのガラナを飲んだ。
ガラナを注文するとき、必ず氷を入れるか聞かれる。
何を言ってるのかは理解できないが、コップに氷を入れるジェスチャーはわかりやすい。
ガラナは冷やしてのむもんだと教わってるので、笑顔でうなずく。
おいしかった。食に無頓着で、表現方法がわからないので味については深く触れない。間違いないのは、炭酸であることと、何かの実であること。
ブラジル編2日目 サンパウロ→リオデジャネイロ
午前中、ヴィーラマダレナ地区、ピニェイロス地区あたりを散歩。地下鉄でどこまでも4.5レアル(約110円)でいけるのはありがたい。
つくづく、日本の公共交通機関は本当に高いと思う。
いまはメキシコにいるサンパウロの友人に勧められた飲み物をのんでみたが、あまり好きじゃなかった。
もう1つ勧められたアサイーは、めちゃくちゃおいしかった。ソースが4種類あり、ブルーベリー、マンゴーかなにか知ってる果物、それに2つめちゃめちゃ長い名前を言われたので、めちゃめちゃ長い名前1を選択。
これが正解で、シロップもよかったしなによりこのアサイーがほんとにおいしかった。
Healthy Fast Foodという謳い文句はなるほどなと。
UBERで空港へ。
この空港はよかった。
いたるところに充電口があるからだ。
またゴル航空のサービスに感動した。
たった1時間のフライトでこのサービス。
本当にLCCか?ちなみに価格は3,600円。
ちなみにドリンクはガラナという炭酸ジュース。おいしい。
空港からはバスで100円で市内まで行けた。素晴らしい。
宿について、コパガバーナ地域を歩いてみる。
ここでも咳をしてる人が多い。手で抑えない、マスクしない、気にしない。大丈夫だろうか。
宿はビーチの近くということもあってか、うるさい人たちが多い。あまりうるさい輪の中に入るのは好きじゃないので、おとなしく竜馬がゆくを読みながら就寝。
ブラジル編1日目 フォスドイグアス→サンパウロ
朝食が、最高だった。
1,000円ちょっとの安宿とは思えない。食パン食べ放題、クロワッサン2つ、オレンジジュース、コーヒーor紅茶、フルーツ各種の混ぜ合わせ。パン用のジャムもめちゃおいしかった。
一緒に食べていたアルゼンチンの方から、これは「ドゥルセデレチェ」というんだと教えてもらった。ほんとにおいしい。
ちなみにこの宿、プールまであった。
きれいだしスペースは広いし枕元に充電口はあるし、どれをとっても最高評価だった。
現金が足りなくなり、バスの乗車前にチリペソから換金したけども、レートが悪すぎて1,000円近く損した。
クレカが手数料なしで使えるところでは使っとくべきだったと後悔。
昼ごろ、🇦🇷プエルトイグアスからバスで入国。
イグアスの滝はすばらしかった。アルゼンチン側の方が良いみたいな話をよく聞いて、比較したらそりゃそうだけども、ブラジル側も相当だった。
お目当ての「世界から猫が消えたなら」のロケ地かと思うのもあったけど、きっと昨日のほうだろうな。
レアルがなくて困る。デビットカードの調子も悪いし、サンパウロに着いたら日本円から両替しよう。
空港の待機場でリオの近くの街出身の老夫婦に話しかけられる。日本には2度行ったことがあるそう。直前の旅の工程が同じで話が弾んだ。
カーニバルの時期に有給を重ねて、1週間くらいアルゼンチンを旅行してたのだとか。なるほど、一外国人の自分としてはカーニバルというのは惹きつけられるものだが、地元の人にとっては遠出できる長期休暇の一部になることもあるのかと、おもしろい発見だった。
リオに行くと言ったら、コパガバーナとエパニャマには行きなさいとのこと。
飛行機でサンパウロへ。プエルトイグアスの空港についた時も思ったけど、ここも咳する人が多い。そして彼らはマスクをしない。観光地や国際空港は誰がいるかわからないからこわい。
サンパウロに着いたらマスクを買おう。
飛行機の隣の席の人がマスクをつけずずっと咳してて最悪だった。
窓から見えたサンパウロは都会だった。久々に大きな街に来る気がする。久々というか、南米に来てからはじめてか。
そしてまたこのコンゴーニャスというのは国際空港ということもあり、バカでかい。
フォスドイグアスの空港と対称的。
物乞いの子供たちが目についた。治安は悪いように見えないが、街は汚い。
しかし、せっかくスペイン語のコミュニケーション1できるようになったところだったのに、ポルトガル語全くわからない。
幸い似ているところも多く、数字が似てるのはとても助かるのだが。
宿では日本人の世界一周中の2人組に会った。
2人で深夜まで旅の計画を練っていて、宿1つ決めるにもいちいち合意形成の手間がかかる。1ヶ月未満の旅行ならまだしも、1年それが続くのは面倒だなぁと思った。
でも2人だから得したり倍楽しめたりすることも当然多いはずで、何より1年近く旅行を続けているという話はすごいと思った。
アルゼンチン4日目 サルタ→プエルトイグアス
早朝に宿を出発、例によって宿の朝食は食べられない。
しかし、ここの門はリマのように二重になっているのだが、鍵を受付に置いて、内側の門の外に出てそれを閉めてから外側の門がしまっていることに気づき、2つの門に挟まれてしまった。
これには迎えに来てくれた運転手と2人で門を挟んで困ってしまい、結果ドアを叩きまくって宿の方を起こして開けてもらった。
とても申し訳ないことをした。
プエルトイグアスまでは贅沢に、1万円もするLATAMだ。たぶんLCCとほとんど値段がかわらなかったからこれにしたんだろう。
2時間もたたずにプエルトイグアスへ。着陸前にみた空からの眺めは、それだけで心躍るほど、深緑色に埋め尽くされていた。
ミニバスで市の中心部に行き、そこから徒歩で宿へ。どうやら宿の多くはこのあたりに集中しているよう。
チェックインの時間はまだだったので、一通り調べてからバックパックを置かせてもらってアルゼンチン側イグアスの滝へ。
薬局があったので、ブラジルに入る前に虫除けスプレーを購入。
恥ずかしながら黄熱病の予防接種をしないで来てしまい、今更ながら少しでもそれの保険をかけるためだ。
イグアスの滝へのバスは意外と高かった。入場券を買い、まず一番有名な悪魔の喉笛に行くため、園内を無料で走っている列車へ。
ここで会ったアメリカ人中年カップル、特に大柄な旦那さんが相当おしゃべりで賑やかで、楽しかった。奥さんのお母さんは日本人、旦那さんのブラジル人の親戚と来てるみたいだった。
ここで会ったもう1人のアルゼンチン男子と半日行動を共にすることになる。
どうやらツアーで友人たちと昨日同じところをまわり、本来今日はブラジル側にいるはずだったが、1人だけ入国ができなかったそう。
後で19と知ったが、相当しっかりしていた。
まぁ彼の話はいったん置いておいて、イグアスの滝。
ここの公園はとても広い。
道中には鳥がいたり魚がいたり。
しばらく歩いて、いよいよ悪魔の喉笛。
壮大すぎて、普通の写真では伝わらないだらう。
ドーーーッと絶え間なく凄まじい轟音が響き、風向き次第で水が顔にかかる。
虹も見えた。
ちなみに、名前が忘れたがイグアスの滝にはこいつがいっぱいいる。
見た目はかわいいが凶暴にもなるらしく、注意書きが所々立っていた。
その後アッパートレイル、ロウワートレイルへ。
実はイグアスの滝に来たかった大きな理由の1つは、ここが「世界から猫が消えたなら」のロケ地だからだ。
この映画で、主人公たちが旅行で訪れたのがこの場所。そこで会ったバックパッカー、この人は本当にほんの少ししか登場しないのだが、彼の一言のセリフが自分の思考を確かなものにした。
一字一句は覚えていないが、「自分は日本に20年も済んだ…。もう十分だろ。」みたいな意味だ。これだけ世界が広いのだから、何も日本だけにい続けなくても良いだろう、と。
そのロケ地と思われる場所に、ついにたどり着いた。下の画像だ。ここは本当に来たくて、無事に来ることができて最高に嬉しかった。
ちなみに、僕は小説版の良いところを尽く編集してしまったこの映画自体は、好きじゃない。
やはり自分の二大感動ポイントは悪魔の喉笛とこのロケ地だった。
もちろん、他にもきれいな場所はいくつかあった。
疲れたしお金がかかるので、ボートツアーは参加しなかった。
でも、カファジャテに一緒に行ったオランダ人夫婦が滝につっこむのはどのシャワーよりも強烈だと強くすすめてくれたから、次の機会に乗ってみようと思う。
宿に帰還してチェックイン。良い雰囲気。
せっかく彼と仲良くなったので、夕飯を一緒に食べた。
地元の話、学校の話、仕事の話、いろいろした。
2軒目まで行き、メキシコ料理屋で無料になってたテキーラまで飲み、宿へ。
アルゼンチン編3日目 カファジャテ日帰り
前日同様、7時ごろに迎えのバスが来て出発。
カファジャテがワイナリーが有名な場所ということもあり、前日とはだいぶ客層が違った。
熟年カップルが多く、英語話者は僕の他、オランダのカップルだけだった。
トイレ休憩でたくましいヤギ。
カファジャテへの道はしだいにまわりの岩肌がごつごつしていき、こんなところもあった。
先日ツアー販売の担当者に言われたとおり、昨日とはまた違うランドスケープだ。
ガイドさんがわざわざ音楽まで流して、タイタニックと呼んでた岩山。たしかに。
ワイナリー見学はまさかの解説がスペイン語だけだった。
オランダ人夫婦と困惑していたら、隣のブエノスアイレスからきたおじいちゃんが翻訳してくれた。
ワインは3種類試飲。さすがに違いはわかったのだけど、言葉で表現できるほどワインがわからないのが残念。
カワジャテではおいしい牛肉や赤ワインアイスを食べた。
時間が余ったので公園で本を読んでいたら、翻訳してくれたおじいちゃんたちが通って、笑顔で手を振ってくれた。
アジア人もいないしたぶん自分が最年少で、やや疎外感を感じていたので、親しみを示してくれたのは嬉しかった。
そういえば、そんな客層から僕を心配してか、この日のガイドさんは僕の顔を見るたび、「Hey buddy, everything OK?」と確認してくれた。間違いなく良い人だった。
カファジャテからの帰り道、このあたりで有名な「悪魔の喉仏?」に行った。
正直午前中に通ったところとの違いがわからなかったのだが、どちらも息を飲む景色だった。
帰りにまたヤギのところを通ったが、サボテンが咲いていて、老夫婦が実をとってヤギに与えていた。
サボテンの実、初めてみた。
ここでやっと電波がつながってリヴァプールが第28節にして初めて負けを喫したことを知り、0-3の大敗だったので衝撃を受けた。
ツアーが終わっておりるとき、ガイドさんはこれからどっちに歩けばわかるか、ってところまで気遣ってくれた。優しすぎだ。
サルタに帰ってからは街中を散歩。土曜だったからか、かなり中心部は賑わっていた。
広場でみた踊り、エルカラファテでイタリア人と高級料理を食べたときに店の中でみたのと一緒だ。
アルゼンチンの伝統の踊りなんだろうか。
自分は大聖堂とかにはあまり興味がないのだが、このライトアップは少しきれいだった。
翌日は早朝から旅行会社がバスで空港まで連れて行ってくれる予定になっていて、今日メールで迎えに来る時間を伝えると言っていたのに、来ないからわざわざ歩いて行った。
冷静に考えれば宿から電話をかけてもらうのもありだったが、メールで何度か確認していたのに出向くと担当者不在で頭に来た。
ツアー自体がとても良かっただけに残念。
まぁ結局時間がわかったのはよかったが。