理想の洗濯機を見つけた話
ニーハオ!みっつです。
北京は少しずつ暖かくなってきましたが、まだコートとマフラーが手放せません。
今回はタイトルの通り、北京で理想の洗濯機を見つけた話です。
日本の洗濯機って、ボタン多すぎませんか。
僕の家にあるものも見るからに難しそうで、マスターできる気がしません。幸い(?)ずっと実家暮らしで、親に甘えていたのであまり使う機会はありませんでしたが。
僕が服と洗剤は突っ込むからあとは水だけ流して綺麗にしてくれればいいのに、ってずっと思ってました。
人間工学という講義のグループワークで使いやすい洗濯機を提案したほどです。(たしかボタンの数を3つくらいにして認知しやすいデザインにした)
ところが留学を始めてすぐ、寮の地下で僕らの発想のはるか上を行くものに出会いました。
これです。
「え、ボタンないじゃん!!」
ノーボタン洗濯機に出会ったのは初めてです。中国はほんとになんでもかんでもQRコードなんですね。
2つQRコードがありますが、WeChatで左下のをスキャンして洗濯機のページを開き、その後右上のをスキャンして洗濯機を特定します。
コースが4つあるので選びます。中国語だけどなんとなく漢字で意味わかりますよね。ちなみに1元約17円なので「标准洗」で1回50円くらいです。
するとこんな画面が出てきて、指紋認証かパスワード入力で支払います。
最後に洗濯スタートボタンを押すと勝手に水が出てくるので、あとは数十分部屋で待つだけです。
洗濯が終わるとWeChatの洗濯機アカウントから完了メッセージが届きます。
これに出会うまで、ボタンがいっぱいあったりコースがいっぱい選べたりと、多機能→ハイテクだと思っていました。でも、これだけシンプルにデザインされたIoTも素晴らしいハイテクだなと。
書いていて思ったんですが、機械音痴に優しいテクノロジーって最高ですよね。唯一選択が必要な、スマホ上の画面も(わかりやすさはともかく)ビジュアル化されていてすごく見やすい。
なんだか中国製品の宣伝みたいになっちゃいましたが、それだけこれには感動したので、記事にしてみました。
ということで、今回は北京で見つけた理想の洗濯機の話でした。
では。