アリ族の冒険

海外での経験や思ったことをまとめることが多いです。

アルゼンチン編2日目 プルママルカ日帰り

7時ごろ、バスが迎えに来てくれて出発。

自分は最初の1人だったが、爆睡していたら20人乗りくらいのバスがほぼ満席になっていた。

 


ちなみに宿は朝食つきだったが、この日も次の日も早朝からツアー、そして最終日は早朝のフライトがあるので3食も朝食を逃した。

Booking.comのGenius特典だったかもしれないが、それでももったいないことをした。

 

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途中、トイレやコカの葉購入などのためにサービスエリア的なところで下車。

ガイドさんは陽気で優しい。英語とスペイン語で話してくれる。

 


コカはクスコぶりだ。ここでは葉のまま売っている。

ガイドさん曰く、コカコーラはもともとコカをすり潰して他のいろんなものと混ぜて作った、って時代があったそう。当然今は原料にないけども。

このコカの葉、つい何枚か食べてしまったが、5-10枚口に含んで、すり潰して吸うものらしい(表現あってるかな)。

コカ茶をのんだときより、味が強かった。当然だ。

 


窓からの景色が面白くなってきた。山の形はあまり変わらないのだが、それが緑だったり茶色だったり白っぽかったり。

 


そして急速に登り始め、なんと富士山よりも高い4,170mまでと到達。

 


(写真)

 


ガイドさんがしきりにコカ茶を食めといったおかげか、体調を崩している人はいなかった。

 


そしてもうしばらく行くと、今回行きたかった場所の1つ、サリーナグランデスに着いた。塩湖だ。

 


(写真)

 


日本では特にウユニ塩湖が有名だが、ここはそれよりは小さいながらも南米第三の大きさを誇るそう。

塩を取り出したあとに水が貯まっているのがきれい。

 


(写真)

 


ちなみにここの中に入って水も舐めてみたが、相当しょっぱかった。当たり前だ。

 


バスで通路を挟んで隣にいるオランダ人男2人組と行動を共にして、写真を取り合ったりした。

 


しかし一面の塩湖、本当にきれい。

 


(写真)

 


少し遠く、一面水に覆われた方はまた別の美しさがあった。

 


(写真)

 


15時ごろ、途中で通り抜けたプルママルカに戻り、散策。

 


サルタのビールがあったのでのんでみる。

 


(写真)

 


リャマの肉もおすすめされたので食べてみたが、あんまりだった。アルパカは美味しかったので意外だ。店の問題だろうか。

 


(写真)

 


ちなみにここのお店のおばさんは1m以上離れて接客した上、 僕がさわったメニューは2つ指でつまんでもってった。

まぁコロナがこわいのかもしれないが、それでもちょっとショックだったな。

 


夕方にサルタに帰還。

 


この日はなんと米有名大学の生物学博士と同室で、行動の研究をしてる小動物の話とかを聞いた。

バイクで旅行をしてるらしく、感動していたら日本人の女性にもっとクレイジーな旅人を知っていると。

もしやと思ってFacebookを検索してみると、共通の友達がいて、博士の彼の方が興奮してた。

 


こういうことは意外とあって、これまではその度世界は小さいなと感じていたが、南米に来てからこの「世界は小さい」っていう考えに至らなくなった。

これはうまく説明できない。

(ちなみに、当然「地球が大きい」こともこの旅で嫌というほど身に染みた)

アルゼンチン編1日目 北の都市サルタへ

ブエノスアイレス→サルタ

 


夜中にブエノスアイレス着。ちなみにパタゴニアが特殊で分けたためにアルゼンチン編1日目になってるが、実際は5日目くらいだ。

 

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宿までの道で少しこわい思いをした。オフィシャルのバスを使ったのだが、運転手が無愛想でスペイン語しか喋らないおじいさんで、僕だけ降りる場所が違ったみたいで降りるときにややもめた。

助けを求めてもまわりの人たち英語話せなくて、ショックだったな。

 


そんなこともあったけど、なんとか無事に宿に到着。

 


(写真)

 


就寝。

 

 

 

9時ごろ出発して、同じ空港へ。結局ブエノスアイレスにはまた1日戻ることにしたから、それ思えば空港泊でもよかった気もする。

が、おかげでぐっすり眠れたのでよしとする。

 


今回はNorwegianというノルウェーLCC。北欧のLCCがこんなところまで乗り入れていることにびっくり。

普段はSkyscanner→Trip.comでとることが多いけれど、この会社は航空会社HPでも価格がほぼ同じかつ評価がとても高かったので、そっちで買った。こんなことめったにないのでよく覚えてる。

 


飛行機は尾翼にどなたかが描かれた斬新なデザイン。

 


(写真)

 


昼過ぎにサルタに到着。Googleマップで検索すると空港を出て少し歩いたところからローカルバスにのれるとのことなので、それに従ってみる。

バス停で待っているとすぐに別の乗客のおばちゃんが現れ、自分はカードをもってなかったのでかわりに払ってもらって現金を渡した。

自分が北京の大学の食堂でやらされていたことを思い出し、少し迷惑かと思ったが、やや多めに渡したのでまぁ良いはず。

 


自分の良くないところで、何も計画を立てずにとりあえずサルタにきてしまった。

観光名所をみていたらローカルバスよりツアーの方が良さそうだったので、ツアーを申し込みに行く。

 


担当の方が、北と南のランドスケープが全然違って面白いから、両方行くべきだとアドバイスしてくれた。

ツアーの値段は許容範囲で、2日目に北のプルママルカ、3日目に南のカファジャテに行くことにした。

 


2つ申し込んだら、帰りに空港まで無料で送ると申し出てくれた。

 


サルタ自体はそれほど魅力的には感じなかった。意外と都市だ。

 


宿に帰ると、強そうなアルゼンチンの屈強な男女2人組が同じ部屋で、宿の方とのやりとりを手伝ってくれたり、彼らの旅程を教えてくれたりした。

サルタがこんな都会なら、プルママルカに泊まってウマワカまで足をのばせたなと、ちょっと後悔。

ちなみにプルママルカには7色の丘があり、さらに少し北のウマワカには14色の丘がある。

 


ウマワカは次来るときがあったらだな。

パタゴニア編 5日目 ウシュアイア

ここの宿は朝ごはんが食べられる。パンと飲み物のみだがありがたい。

宿の方たちはスペイン語ジェスチャーでがんばってコミュニケーションをとってくれる。

 


街の中心部まで行き、海の野生の動物たちがみれるツアーを探す。

少し人が並んでたところに行ってみると、なんと3,000ペソ。ブログで読んだのの3倍の値段。

話が違うと思い、向かい側の小屋でも聞いてみると、2,550ペソ。しかも2,300ペソにまけてくれるという。値引きできるのか。

船もすぐでるということで、これに決定。

 

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ツアーは良かった。

 


こんな野生の海鳥やオットセイ?たちを大量にみることはそうない。

音は鳥たちの鳴き声が大きく、においはあまりしなかった。

 


(動物の写真)

 


ちなみに、ここをもっといくと、南極にいける。

 


(南極方向の写真)

 


このあと手紙を家族と恋人に3通出したが、なんとこれが960ペソもした。

 


空港へのバスもないということで、久々にタクシー。350ペソも払った。空港まで歩いてもよかったな。

 


ウシュアイアは1日だったからそんなに楽しめてないかもしれないが、他は世界最南端の〜という肩書きだけで売ってる観光地が多い印象。

 


もともとウシュアイアに2日使うからエルカラファテで2日使うか迷っていたが、エルカラファテにして良かったと思った。

 


次くることがあれば、キングクラブは食べようと思う。

 

 

 

パタゴニアを振り返ると、ペリトモレノが最高だったな。あとは、意外と道中のバスで感動することが多かった。

パタゴニア編4日目 エルカラファテ→ウシュアイア

深夜、徒歩でバス停へ。バスターミナルは市街地から徒歩で20分くらい離れたところにあり、道中は満点の星空を楽しんだ。

 


バスは3-7時でアルゼンチンの南端を西の海岸から東の海岸まで横断。その後10時ごろのバスでエルカラファテへ。

 


チリとアルゼンチンの国境は複雑なことになっており、一度チリに入国し、船でバスごと海を渡り、またアルゼンチンに入国した。

 


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そのプロセスのせいもありかなり時間がかかり、到着より数時間遅れて24時着。

ウシュアイアはエルカラファテよりも寒く、東京の冬の始まりくらいの気温。

 


部屋に入ると、1時ごろなのにまだみんな起きてる。

そして自分のベッドでポケモンのアニメをスペイン語で音出して楽しんでる男性。

2時に消灯した。

パタゴニア編3日目 エルチャルテン日帰り

フラミンゴを見る時間がないから、6時ごろ起きて早朝にみえるかもと言われた場所に行ってみたが、残念ながらいなかった。

ちなみに2月のパタゴニアは夜は21時ごろまで明るく、明るくなるのは7時ごろ。

 


おいしい朝食を食べ、バスでエルチャルテンへ。

 


昼前に着き、指導を受けてからトレッキング。

ここは無料で入場できるのが良い。

 


韓国の方が多かった。

 


フィッツロイは途方もなくかっこよかった。というのも、その大きさはもちろん、山頂部分が煙をふいていたから。雲を吐いていたとも表現できる。

 

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遠目にみたとき、雲が山に重なってそう見えてるだけだろうと思ったが、より鮮明にみえる湖までいって、それは山から出てることがわかった。

あれはなんなんだろう。山頂の雪が飛んで煙のようにみえるのか?

 


街に戻ってから、別のトレイルもフォトスポットまで歩いてみた。

 


(写真)

 


少し早足で歩いたら、75分目安のところを40分で歩いた。

1人だとこういうちょっとした無茶ができるのは良い。

 


道中、急に後ろから男に声をかけられ、驚いた。聞くと、ブエノスアイレスの出身で日本の人を探していたらしい。

満面の笑みで「Japonese」と書かれた本を鞄から出してくれた。

すれ違う形だったので、インスタを教えてばいばい。

ちなみに南米旅行中はだいたいワッツアップを聞かれる。自分は使わないのでインスタを交換する。その方がお互いアップデートをいつでもみれるので良いのかなと思ってる。

 


帰り道、日本人のツアーをみかけた。全員50は超えているようにみえた。

こんな地球の裏側までのツアー、いくらくらいするんだろう。

 

 

 

エルカラファテに戻り、スーパーで夕飯と明日のバスのための食料を購入。

そこへ、昨晩ともに贅沢飯を食べたイタリアの彼が、サンドイッチを片手に登場。昨日は贅沢しすぎたな、と2人で笑い、途中まで一緒に帰ってばいばい。

また、世界のどこかのスーパーでばったり会わないかな。

 


既に宿はチェックアウトしていたので、深夜のバスまでバスターミナルにいようとしたら、宿の人に呼び止められ、深夜のバスでしょ、ここにいなさいと。優しすぎた。

 


(写真)

 


結局25時ごろまでいさせてもらって、Wi-Fiも充電もばっちり使わせてもらった。

感謝感謝。

宿のリンクを、もう1度はっておく。

 

パタゴニア編2日目 ペリトモレノ氷河

宿で朝食。ここの宿の朝食はなかなか素晴らしかった。パンと飲み物に、ブラウニー?がつく。これがかなり美味しかった。

 


朝はかなりのんびりしていたので、午前中に野生のフラミンゴが見られるという場所まで行けばよかったなと後悔。

 


昼ごろ、バスでペリトモレノ氷河へ。

 

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バスで日本人4人組に会う。大きなルートを1人が決め、それに合流できる日程で各々合流してるらしい。

自分らもインドでそんなことやったなと懐かしくなる。友達数人でエアビーして安いワインをいっぱいのむのも、それはそれで楽しそう。

 

 


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波打ち際に行くと、極小の氷のかけらみたいなのが顔に当たる。水の色が特殊。


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氷河ははんぱなかった。水面からの高さが50-70m、水深はその倍あるんだそう。


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(写真)

 


時折、大きな音をたてて崩れる。これは別に温暖化の影響ではなく、湖に流れ出すぎた氷河が、まわりの水圧によって崩れるんだとか。音は、ごぉー、だったり、どーーーーーっだったり、いろいろ。崩落の規模もそれぞれ。

地球はすごい。


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数時間楽しんで、20時ごろエルカラファテに帰還。バスを待ってる間、チリ人のバックパッカーと話した。デモのことで、休み明けの3/1にチリは爆発するぞぉ!と楽しそうに話していた。

我々はそれのせいで注意勧告を受けているんだが。

 


写真を撮りあってるうちに仲良くなったイタリア人と夕飯。

 

少し奮発しすぎた。この旅行で1番の贅沢飯になると思う。

が、ワナコの肉がすごいおいしいことはわかった。


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パタゴニア編1日目 プンタアレーナス→エルカラファテ

朝、早起きしてプンタアレーナスにて朝日を鑑賞。快晴ではなかったが、海からのぼる朝日がみれた。

海辺には朝日を待ちながら酒を飲んでる欧米人たちがいて、楽しそうだった。

 

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宿の近くのスーパーでバス旅のためのお菓子と水を買い、バスターミナルへ。


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バスでプンタアレーナス🇨🇱からプエルトナタレス🇨🇱を経由し、エルカラファテ🇦🇷へ。

 

 

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陸路で国境を超えたのはEU以来で、出国・入国審査のある陸路移動ははじめての経験だった。

特に景色は変わらないし、話す言語も変わらないのだけれど。へんなかんじ。


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10時発、20時ごろ着。バスからみえる景色は広大で、地球の壮大さを感じた。

時々野生の動物がいて、隣の方がワナコというんだよと教えてくれた。


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あと、道中、隣のチリ人の方からデモのことや大統領への不満を生き生きと語られたのは貴重だった。


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エルカラファテの宿はきれいで、スタッフが丁寧に周辺の回りかたを教えてくれた。

ペリトモレノとエルチャルテンで1日ずつ過ごすことに決めて、就寝。